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相見積もりの頼み方:複数の制作会社に見積もりを依頼するメール例文

ホームページやLPの制作で、複数の制作会社に相見積もりを頼むときの伝え方を解説します。相見積もりだと伝えてよいか、全社にそろえて伝えたいこと、締め切りの書き方、そのまま使える依頼メールの例文つきです。

ホームページやLPを作ろうと決めて、候補の制作会社が2〜3社見つかった。では、見積もりをどうお願いすればいいのか——ここで手が止まる方は多いです。

「相見積もりだと伝えたら、失礼にならないだろうか」「何を書けば、ちゃんとした金額が出てくるのか」「返事の締め切りを決めてもいいのか」。初めて制作を頼む方なら、迷って当然です。

この記事では、制作する側の目線から、相見積もりを頼むときに伝えておきたいことと、そのまま使えるメールの例文を紹介します。

相見積もりだと伝えて大丈夫です

まず、いちばん気になるところから。「何社かにお願いしています」と伝えて、まったく問題ありません。

制作する側にとって、相見積もりは普通のことです。比べられていると分かっていれば、こちらもそのつもりで、内容が伝わりやすい見積もりや提案を用意できます。

逆に、隠しておく必要もありません。あとで他社に決めたときも、最初に伝えてあれば、お断りの連絡がずっとしやすくなります(断り方は他社に決めたときの伝え方にまとめています)。

前提がそろっていないと、金額は比べられない

相見積もりでいちばん大事なのは、どの会社にも同じ前提を伝えることです。

これまで100件以上の制作に関わってきた中で、印象に残っていることがあります。LPのコーディングだけの依頼で、何の前情報もなく「1枚どれくらいでできますか?」と聞かれたことがありました。「5万円からになります」とお答えしたところ、「弊社では1〜2万円で行っているので、高いから依頼しない」と言われたことがあります。

どちらが正しい、という話ではありません。ページの長さも、スマホ対応の作り込みも、どこまでが作業に入るのかも分からないまま金額だけを出すと、出てくる数字の前提がそろわないのです。前提が違う金額を並べても、安い・高いは判断できません。

見積もりの比べ方そのものは相見積もりの比べ方で詳しく書いています。ここでは、依頼の時点で何を伝えればいいかに絞ってお話しします。

全社にそろえて伝えたい5つのこと

依頼メールには、次の5つを書いておくと、各社の見積もりがぐっと比べやすくなります。

  1. 作りたいもの:LPを1枚、ホームページを5ページほど、など
  2. 目的:問い合わせを増やしたい、予約を取りたい、など
  3. 自分で用意できるもの:原稿、写真、ロゴがあるかどうか
  4. 公開したい時期:「〇月ごろ」くらいの目安で大丈夫です
  5. 予算の目安:「〇万円くらいまで」「まだ決めていない」でもかまいません

全部をきっちり決めておく必要はありません。「原稿はまだありません」「予算は相談したい」と、決まっていないことを、決まっていないと書くだけでも、制作する側は前提を合わせやすくなります。

大事なのは、同じ文面を各社に送ることです。A社には原稿があると伝え、B社には伝え忘れた——となると、それだけで金額は変わってしまいます。

「いつまでに」を書いておく

意外と抜けやすいのが、見積もりがほしい締め切りです。

締め切りがないと、返事が届く日がバラバラになります。早く届いた1社を待たせたまま、残りの返事を待つことになり、比べるタイミングがずれてしまいます。

「〇月〇日ごろまでに、お見積もりをいただけますと助かります」と一言あれば、制作する側も予定を立てやすくなります。目安としては、1〜2週間ほどの余裕を見ておくと、各社とも無理なく対応しやすいと思います。

そのまま使えるメールの例文

ここからは、実際の文面です。〇〇や△△の部分を差し替えて使ってください。

例文1:はじめて問い合わせるとき

件名:LP制作のお見積もりのお願い

〇〇様

はじめてご連絡いたします。
△△(会社名・屋号)の□□と申します。

サービス紹介のLPを1枚作りたいと考えており、
お見積もりをお願いしたくご連絡しました。
なお、何社かにご相談しております。

■作りたいもの
・LP 1枚(スマホでの表示を重視したいです)

■目的
・ホームページからの問い合わせを増やしたい

■こちらで用意できるもの
・ロゴ(データあり)
・写真(一部あり。足りない分はご相談したいです)
・原稿:まだありません

■公開したい時期
・〇月ごろ

■予算の目安
・〇万円くらいまで(内容によってはご相談させてください)

お手数ですが、〇月〇日ごろまでに
お見積もりをいただけますと助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。

△△ □□
(電話番号・メールアドレス)

例文2:打ち合わせのあとに、正式に見積もりを頼むとき

件名:お打ち合わせのお礼と、お見積もりのお願い

〇〇様

お世話になっております。△△の□□です。
先日はお時間をいただき、ありがとうございました。

お打ち合わせの内容をふまえて、
お見積もりをお願いできますでしょうか。

念のため、こちらの希望をまとめます。
・ページ:トップ、サービス紹介、会社概要、お問い合わせ(4ページ)
・原稿:こちらで用意します(写真はご相談したいです)
・公開:〇月中を希望しています

また、他社さんにもご相談しているため、
〇月〇日ごろまでにいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

相見積もりで、避けたほうがいいこと

相見積もりそのものは普通のことですが、進め方によっては、相手との関係がぎくしゃくしてしまうことがあります。次の3つは避けたほうが無難です。

他社の提案資料や見積書を、そのまま見せる

「A社さんはこういう提案でした」と、他社の資料をそのまま別の会社に渡すのは控えましょう。提案や見積もりには、その会社の考え方や工夫が詰まっています。比べたいポイントがあるなら、「ページ数がもう少し少ない案も見てみたい」のように、自分の希望として伝えるほうが角が立ちません。

途中で、1社にだけ条件を変えて伝える

打ち合わせの中で希望が変わるのは、よくあることです。ただ、変わった内容を1社にだけ伝えると、ほかの会社の見積もりとは前提がずれてしまいます。条件が変わったら、全社に同じ内容を伝え直すのがおすすめです。

金額だけを伝えて、値下げをお願いする

「B社は〇万円でした」とだけ伝えて値下げをお願いすると、制作する側は、何を削れば合わせられるのかが分かりません。予算に合わせたいときは、「予算は〇万円です。この範囲でできる内容を相談したいです」と、範囲の相談として伝えるほうが、現実的な答えが返ってきやすいと思います。

見積もりと一緒に聞いておきたいこと

見積もりが届いたら、金額と一緒に、次のことも確かめておくと安心です。

  • 修正は何回まで入っているか
  • 途中で内容が増えたとき、どう扱われるか
  • 公開後の修正や更新は、別料金かどうか

とくに2つめの「途中で増えたとき」の話は、制作する側にとっても切り出しにくいものです。私自身、最初の打ち合わせで「あとから作業が増えたときに、追加料金をいただいてよいか」を聞いておけばよかった、と思ったことがあります。「こんなことを聞いていいのか分からない」と思ってしまう話で、お客様とのやり取りの中でいちばん難しいと感じるところです。

だからこそ、依頼する側から聞いてもらえると、お互いに助かります。見積もりの中で分からない項目があったときの聞き方は、見積もりへの質問の仕方を参考にしてください。

安さだけで決めないために

最後に、ひとつだけ。

相見積もりをすると、どうしても合計の金額に目が行きます。でも、見積もりの金額は「何が入っているか」で大きく変わります。安い見積もりは、原稿づくりやスマホの細かい調整が入っていないだけ、ということもあります。

金額の相場感をつかみたい方は、LP制作の費用相場もあわせてどうぞ。依頼の文面に迷ったら、制作の問い合わせ例文も使えます。

まとめ

  • 相見積もりだと正直に伝えて大丈夫
  • 作りたいもの・目的・用意できるもの・時期・予算を、全社に同じ文面で伝える
  • 決まっていないことは、決まっていないと書けばいい
  • 「いつまでに」を書いておくと、比べやすくなる
  • 修正回数や、途中で増えたときの扱いも、見積もりと一緒に聞いておく

前提をそろえてお願いするだけで、届く見積もりの比べやすさは大きく変わります。

Sea Soundでも、相見積もりでのご相談を歓迎しています。まだ内容が固まっていない段階でも大丈夫です。無料相談からお気軽にどうぞ。

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