複数の制作会社から見積もりをもらったものの、金額がバラバラで比べようがない——よくある悩みです。50万円と15万円、どちらが妥当なのか。判断に困ったら、見るべきは総額ではなく中身です。
見積もりの読み方と、相見積もりの正しい比べ方を整理します。
総額だけで比べると失敗する
まず知っておきたいのは、安い見積もりは「安く作れる」のではなく、「含まれていない」だけのことが多い、という点です。
- ページ数が少ない
- 原稿や写真はすべてこちらで用意する前提
- 修正は2回まで、以降は追加費用
- 公開したら終わり(保守なし)
これらを後から足していくと、結局は高い見積もりと同じか、それ以上になることも珍しくありません。総額だけの比較は、条件の違う勝負を見比べているようなものです。
見積もりで確認すべき項目
金額の横に、次のことが書かれているか確認しましょう。書かれていなければ、遠慮なく質問して構いません。
- ページ数・構成:何ページ分か。追加したらいくらか
- 修正回数:何回まで無料か。超えたらどうなるか
- 原稿・写真は誰が用意するか:ここは金額差が出やすい部分です
- スマホ対応・SEOの設定:含まれているか、別料金か
- ドメイン・サーバーの費用:制作費とは別にかかるのか
- 公開後の保守・修正:月額か、都度か、なしか
とくに「Web制作一式 ◯◯円」だけの見積もりは要注意です。中身が見えないと、あとで「それは別料金です」となりがちです。
相見積もりは「条件をそろえて」取る
複数社に依頼するときのコツは、全社に同じ情報を渡すことです。
- 何のために作るのか(目的)
- どんなお客様に届けたいのか
- 必要なページや機能
- 希望の時期と、おおよその予算感
渡す情報がバラバラだと、返ってくる見積もりもバラバラになり、比べる意味がなくなります。同じ条件で出してもらって、はじめて差が見えます。
なお、予算感は伝えたほうがいいです。「言うと足元を見られる」と心配になりますが、予算が分からないと相手も提案しようがありません。誠実な相手なら、その範囲でできる最善を考えてくれます。
こんな見積もりは慎重に
- ヒアリングもせず、すぐ金額だけ出してくる:目的を理解しないまま作られる可能性が高い
- 内訳がなく「一式」だけ:あとで追加費用が発生しやすい
- 極端に安い:どこかが省かれています。何が含まれないのかを必ず確認
- 他社を強く批判する:自分の価値ではなく、他社批判で売ろうとしている
金額より「何を解決してくれるか」
最後に、いちばん大事なことを。見積もりは金額の比較表ではなく、提案の比較です。
同じ予算でも、目的を理解して「こうすれば問い合わせが増えます」と提案してくれる相手と、言われたものを作るだけの相手では、結果がまるで違います。費用の考え方はLP制作の費用相場、相手の見極め方は依頼先の選び方も参考にしてください。
まとめ
見積もりは、総額ではなく中身で比べる。ページ数・修正回数・原稿の準備・公開後の対応まで確認し、相見積もりは全社に同じ条件を渡して取りましょう。そして最終的に見るべきは、金額よりも「自分の目的を、どう解決してくれるか」という提案の中身です。
Sea Soundでは、何が含まれ何が含まれないかを明確にしたうえでご提案します。見積もりのご相談だけでも無料相談からどうぞ。