制作を依頼するとき、多くの方が気にすることがあります。
「ちょっとした修正でも、毎回お金がかかるんでしょうか」
営業時間を変えたい、値段を直したい、写真を差し替えたい——こうした小さな更新のたびに費用と待ち時間が発生するなら、確かに面倒です。
実際のところは頼み方しだいで変わります。線引きの考え方を整理します。
自分で更新できるかは、作り方で決まる
まず前提として、サイトの作り方によって、自分で触れる範囲が変わります。
管理画面から編集できる作りにしてあれば、文章や写真の差し替えは自分でできます。一方、ページを直接組んでいる作りだと、更新には制作の知識が必要になります。
どちらが良いという話ではありません。
- 更新が多いサイト → 管理画面つきが向く
- ほとんど変えないLP → 直接組んだほうが速く、安く、軽い
「将来どれくらい自分で触りたいか」を最初に伝えると、それに合った作り方を選んでもらえます。あとから変えるのは大掛かりになるので、依頼時に話しておくべきことのひとつです。
自分でやりやすいこと
管理画面がある前提なら、次のあたりは自分でできることが多いです。
- 文章の書き換え:営業時間、価格、お知らせ
- 写真の差し替え:既にある場所の画像を入れ替える
- ブログや実績の追加:決まった形に流し込む
いずれも「すでにある枠の中身を変える」作業です。ここは自分でやるほうが早いですし、費用もかかりません。
任せたほうがいいこと
逆に、次のような作業は無理をしないほうが無難です。
- レイアウトを変える:崩れの原因になりやすい
- ページを新しく増やす:デザインの統一が必要
- フォームや機能をいじる:問い合わせが届かなくなる恐れ
- プログラムの更新:不具合や不具合の連鎖が起きうる
特にフォームは危険です。壊れても見た目では分からず、問い合わせが届かないまま何ヶ月も気づかない——これは実際に起こります。
「触ってみて、ダメなら戻せばいい」と考えがちですが、戻し方が分からなくなるのが一番困る状態です。自信がなければ聞いてください。
費用のかかり方は2通り
自分で対応しきれない部分は依頼することになります。頼み方は大きく2つです。
① 都度依頼
必要になったときだけ発注する形です。更新頻度が低いなら、こちらが安く済みます。ただし作業ごとに見積もりと日程調整が入るので、対応までに時間がかかります。
② 月額の保守契約
毎月一定額を払い、その範囲で対応してもらう形です。優先的に、すぐ動いてもらえるのが利点。更新が多い、または止まると困るサイトに向きます(サイト公開後の保守・運用は必要?)。
更新がほとんどないなら、月額契約は必要ありません。まず都度依頼で始めて、頻度が増えたら切り替える——この順番で構いません。
依頼前に、これを聞いておく
線引きを曖昧にしたまま進めると、あとで「これは自分でできると思っていた」というずれが出ます。
- 「文字や写真の差し替えは、自分でできますか?」
- 「更新の方法を教えてもらえますか?」
- 「触らないほうがいい場所はどこですか?」
- 「自分でやって壊した場合、直してもらえますか?(費用は?)」
3つ目と4つ目は特に大事です。触ってはいけない場所を最初に教われば、事故はほぼ防げます。
なお、依頼の範囲をはっきりさせておく話は更新に限りません(追加料金と範囲の決め方)。
「全部お任せ」も選択肢
ここまで書いておいて何ですが、自分で更新しないという選択も、まったく問題ありません。
本業が忙しい方にとって、更新作業の時間と手間は決して小さくありません。その時間を本業に使ったほうが、結果的に得ということは普通にあります。
大事なのは自分でやることではなく、必要なときにきちんと更新される状態を保つことです。放置されたサイトは、それだけで信頼を損ないます(放置サイトは損をする)。
まとめ
自分で更新できるかはサイトの作り方で決まるので、依頼時に「どれくらい自分で触りたいか」を伝えるのが出発点です。
文字や写真の差し替えは自分で、レイアウトや機能は任せる——この線引きが現実的です。そして触ってはいけない場所を最初に教わっておくこと。これだけで、多くのトラブルは防げます。
Sea Soundでは、ご希望に応じて自分で更新できる形にすることも、更新ごとにお任せいただくことも可能です。どちらが合うかも含めて無料相談でご相談ください。