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制作事例・実績の見せ方:ただ並べても信頼されない

実績や事例は信頼づくりに効きますが、ただ並べるだけでは響きません。「課題→やったこと→結果」で見せる、数字は盛らない、許可を取る——伝わる実績の見せ方を具体的に解説します。

「実績」や「事例」は、初めての相手に信頼してもらうための強い材料です。ただし、ただ並べるだけでは、意外と響きません。「実績〇〇件」とロゴを敷き詰めても、見る人の心はあまり動かないのです。

大事なのは数ではなく見せ方。伝わる実績の見せ方を整理します。

なぜ「ただ並べる」だと響かないのか

ロゴや件数の羅列は、「すごそう」で終わってしまうからです。見た人が知りたいのは「この人に頼むと、自分の悩みが解決するのか?」。そこに答えていない実績は、飾りにしかなりません。

効く見せ方:「課題→やったこと→結果」で語る

いちばん効くのは、1つの事例を、物語として見せることです。

  • 課題:お客様がどんなことで困っていたか
  • やったこと:それに対して何をしたか
  • 結果:どう変わったか

この流れがあると、見る人は「自分も同じように解決してもらえそうだ」と、自分事として想像できます。ビフォーアフターが見せられるなら、なお効果的です。

数字は「あれば添える」。ただし盛らない

「問い合わせが増えた」より「問い合わせが月〇件から〇件に」のほうが説得力があります。具体的な数字は強いのです。

ただし大前提として、根拠のない数字を作ってはいけません。盛った数字は、いずれ実態とのズレで信頼を失います。出せる数字がなければ、無理に載せず「課題→やったこと→結果」の中身で伝えれば十分です。

お客様の声とセットにする

事例にお客様本人の言葉が添えられていると、信頼度が一段上がります。あなたが「うまくいきました」と言うより、お客様が「助かりました」と言うほうが、はるかに強い。事例と声はセットで見せましょう。

「誰の・どんな悩みを」を明記する

事例を載せるときは、どんな人の、どんな悩みだったかを書いておきます。読者は「自分と近い事例」に反応します。業種や状況が自分と重なるほど、「うちもお願いできそう」と感じてもらえます。

見せる数は、絞ってよい

たくさん載せる必要はありません。代表的な数件を、丁寧に見せるほうが効きます。数を追って一つひとつが薄くなるより、心を動かす事例が2〜3件あるほうが価値があります。

実績が少ないうちは?

まだ事例が少なくても大丈夫です。1件を丁寧に見せることから始めましょう。さらに、あなたの仕事の進め方や、大事にしている考え方を示すことも、立派な信頼材料になります。実績ゼロからの見せ方は、別記事実績ゼロでも問い合わせは取れるでも解説しています。

忘れてはいけない注意点

事例を公開する前に、必ずお客様の許可を取りましょう。社名や成果を出してよいか、どこまで見せてよいかを確認します。出せない情報は伏せる、業種だけにする、といった配慮も大切です。信頼を作るための事例で、信頼を損なっては本末転倒です。

まとめ

実績は「数」より「見せ方」。課題→やったこと→結果で物語として見せ、数字は盛らずに添え、お客様の声とセットにし、許可を取って丁寧に。この基本を押さえるだけで、同じ実績でも信頼のされ方がまるで変わります。

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