制作を依頼するとき、多くの人が不安に感じるのが「頼んだあと、実際どう進むのか分からない」ことです。何をどこまで自分がやるのか、どれくらい時間がかかるのか——見えないと、依頼そのものに踏み切れません。
一般的な流れと期間の目安、そして依頼側が準備しておくことを整理します。
相談から公開までの流れ
制作会社によって呼び方は違いますが、大きな流れはだいたい共通しています。
① 相談・ヒアリング
まず何のために作るのか、誰に届けたいのかを話します。ここが一番大事な工程です。良い制作者ほど、デザインの話より先に事業のことを聞いてきます。
② 提案・見積もり
ヒアリングをもとに、構成の方針と金額が提示されます。内容と範囲を確認し、納得できたら契約へ進みます。見積もりの見方は相見積もりの比べ方も参考にしてください。
③ 構成・原稿づくり
どんな順番で、何を書くかを決めます。多くの場合、ここで原稿や写真の準備が必要になります。誰がどこまで用意するかは、契約時に確認しておきましょう。
④ デザイン
構成をもとに、見た目を作っていきます。ここで初めて「形」が見えるので、依頼側も判断しやすくなります。
⑤ 制作・実装
デザインを実際に動くサイトにする工程です。この間、依頼側の作業は比較的少なくなります。
⑥ 確認・修正
出来上がったものを確認し、修正を伝えます。スマホでの見え方も必ず確認しましょう。
⑦ 公開
ドメインやサーバーの設定をして、いよいよ公開です。
⑧ 公開後
サイトは公開してからが本番です。数字を見ながら改善していきます。
期間の目安
規模によりますが、おおよその感覚として:
- LP(1ページ):数週間〜1ヶ月半程度
- 複数ページのサイト:1〜3ヶ月程度
ただしこれはすべてが順調に進んだ場合です。実際にはもっとかかることも珍しくありません。
期間が延びる本当の原因
意外に思われるかもしれませんが、期間が延びる原因の多くは制作側ではなく、依頼側の事情です。
- 原稿や写真が揃わない:いちばん多い原因。ここで数週間止まることも
- 確認の返事が遅れる:本業が忙しく、確認が後回しになる
- 途中で方針が変わる:「やっぱりこうしたい」が増えると、作り直しになる
つまり依頼側の準備と反応の速さが、そのまま期間に直結します。「早く公開したい」なら、ここを意識するのが一番効きます。
依頼側が準備しておくとよいもの
スムーズに進めるために、依頼前から少しずつ用意しておくと安心です。
- 目的:何のために作るのか(問い合わせを増やしたい、など)
- 載せたい内容:サービス内容、料金、実績など
- 写真:お店・商品・自分の顔写真など
- 参考サイト:「こういう雰囲気がいい」と思うもの
- 希望の公開時期
完璧でなくて構いません。あるものから渡すだけで、進み方はかなり変わります。準備するものの詳細は依頼前に準備しておくと良いものにまとめています。
なお、この流れをどこまで丁寧に進めてくれるかは、依頼先によって差が出ます。相手の見極め方は依頼先、どう選ぶ?も参考にしてください。
まとめ
制作は相談 → 提案 → 構成・原稿 → デザイン → 制作 → 確認 → 公開という流れで進み、LP1枚なら数週間〜1ヶ月半が目安です。そして期間を左右するのは、依頼側の準備と確認の速さ。目的・内容・写真を早めに用意しておくと、驚くほどスムーズに進みます。
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