問い合わせが来た。返信した。そこから「来週のご都合はいかがですか」「その日は難しく…」と、日程を決めるだけで3往復。ようやく決まった頃には、最初の熱がすっかり冷めている——心当たりはないでしょうか。
この往復は、予約ページを1つ用意するだけで丸ごと無くせます。しかもGoogleカレンダーの機能で無料で作れます。
往復メールが奪っているもの
失っているのは時間だけではありません。
- 熱が冷める:問い合わせた直後がいちばん温度が高い。決まるまでに数日空くと、他社に流れたり「やっぱり今度で」に変わります
- 相手にも手間をかけている:候補日を3つ考えて返信する作業は、実は面倒です。その面倒さが離脱の理由になります
- ダブルブッキングが起きる:メールで日程を提示している間に、その枠が別件で埋まる
予約ページなら「選ぶだけ」で終わる
予約ページは、自分の空き時間だけを一覧で見せて、相手に選んでもらう仕組みです。相手の操作は、枠をクリックして名前とメールを入れるだけ。往復はゼロになります。
重要なのは、カレンダーの既存予定を自動で除外してくれる点です。すでに予定が入っている時間は最初から表示されないので、ダブルブッキングが構造的に起きません。
Googleカレンダーで作る手順
Googleカレンダーの「予約スケジュール」機能を使います。無料のGoogleアカウントでも作成できます(作成できる数には上限があります)。
- Googleカレンダーを開き、「作成」から「予約スケジュール」を選ぶ
- 1回あたりの時間(例:30分)と、受付する曜日・時間帯を決める
- 発行されたリンクを、自分のサイトやメール署名に載せる
これだけで、予約が入ると自分と相手の双方にカレンダー登録され、オンライン会議のリンクも自動で発行されます。
つまずきやすい3つの設定
作った直後に見直しておくと、あとで困りません。
- 前後のバッファ:予定を詰めて入れられると移動や準備ができません。前後に10〜15分の余白を設定しておく
- 何時間前まで受け付けるか:「30分後の予約」が突然入ると対応できません。最短でも当日の数時間前までにしておく
- 1日の上限件数:無制限にすると1日が商談で埋まり、制作の時間が消えます
どこに置くか
リンクを持っているだけでは使われません。相手が「話を聞いてみようかな」と思った直後に、目に入る場所に置きます。
- サイトの問い合わせ欄の近く(フォームと並べて「日程を今すぐ選ぶ」導線にする)
- 問い合わせへの返信メールの中
- メール署名
なお、フォームと予約ページは両方あってよいです。まだ相談内容がまとまっていない人はフォーム、すぐ話したい人は予約、と選べるほうが取りこぼしが減ります。
使う前に決めておきたいこと
便利な反面、注意点もあります。
誰でも予約できてしまうため、営業目的の予約が入ることがあります。予約時の入力項目に「ご相談内容」を必須で追加しておくと、ある程度は絞り込めます。
また、予約ページは対面の代わりではありません。枠を選ばせて終わりではなく、予約完了後に「当日はこんな話をします」と一言送るだけで、当日のキャンセル率は変わります。
まとめ
日程調整の往復メールは、予約ページ1つで無くせる、費用のかからない改善です。Googleカレンダーの予約スケジュールなら無料で始められ、既存予定との衝突も自動で防げます。前後のバッファと受付締切だけ最初に設定しておきましょう。
Sea Soundで制作するLPでは、こうした予約ページの埋め込みや自動返信まで含めて「問い合わせが自動で進む」状態を作ります。ご相談は無料相談から。